【姿勢と歩き方】無意識の使い方、あなたは気づけていますか?

This fascinating collection of anatomical illustrations is created by Arnauld-Eloi Gautier-Dagoty (1741-1771) for the Royal College of Medicine of Nancy in Lorraine, France. Dagoty elegantly depicted muscles of the human body as perceived by scientists in the 18th century with precise details. His illustrations offer us a glimpse of medical practice in the age of enlightenment. Original from The New York Public Library. Digitally enhanced by rawpixel.

レッスンをしていると、前月までと明らかに骨盤と股関節ののつなげ方が大きく変わってしまっている方が、たまにいらっしゃいます。

ファシアル

おかしいなー?
せっかくいい感じに骨盤が立ち上がりつつあったのに、また下がった状態に戻ってきちゃってる(>_<)でもどうして元に戻る方向に?

これはもしや!と思い、伺ってみると・・・

生徒さま

実は、先日あるYOUTUBEで、壁に立って腰の隙間をなくすように立つのが正しい姿勢、と言っていたので、それを意識してみました!

とのこと・・・(;^_^A


残念ながら、このようにいろんな情報を取り入れて、間違った方向へ意識のベクトルが向いてしまう方、とても多いと感じています。これは、情報過多なネット社会の弊害と言いますか・・・今の世の中では仕方のないことだとも思います。

また、早くカラダを何とかしたい!!というお気持ちから、いろいろ情報を探してしまうこともよくわかります。

ですが情報を自己流で取り入れたことで、せっかく骨が正しく移行しつつあったのが、元より悪い状態になってしまうことになっては、もったいないなーと思います。


 
もう一つ。
よく【正しい姿勢とは無駄チカラがかからない状態】とか【正しく立ったり歩いたりできると疲れない】などと言いますよね。もちろんこれは、ものすごく正しいことを言っているのですが・・・


あなたのカラダの状態が
この言葉に合致している
・・・とは限らない(>_<)


残念ながら、このことも理解していただく必要があります。

   
姿勢や歩き方が
本当の意味で楽になるのは、
ファシアルが完成されたカラダだけ 


ここを理解せずに、言葉尻だけを鵜呑みにして、本当にカラダへチカラを入れない状態の意識をしてしまう方が、たまーにいらっしゃいますが、それは大きな誤解です。それをしてしまうと、全てがこんがらがってしまう原因となるのです。

いかに「無意識」に気づけるか

人間のカラダは素晴らしく精巧に作られていますので、本来、立ったり歩いたりすることは、とても快適で楽で無駄なチカラがかからない状態のはずでした。 みなさまも子供の頃は、姿勢や歩き方のことなんか考えなくても、カラダを使うことに何の抵抗もなく、気持ちよく過ごせていたはずです♪

 つまり、正しい姿勢や歩き方が楽なのは、カラダが正しくつながった状態だから。その状態になるまでは、これまでの間違ってつながってしまった連携をほどく必要があります。

「あっ!いま無意識だった!ここにチカラを入れとくんだった♡」

「あっ!いま重心が逆だった!こっちこっち♡」


というように、無意識でこれまでのままで使っていた!と気づくことが重要なのです(*^_^*)気づければ、正しいつながり方向へ修正できますから♡

もちろん最初のうちは、意識が外れるとすぐに元に戻りますが、気づくたびに何回も何回も正しい方向へ意識していくことで、確実にカラダは変化していくので安心してくださいね♡

今日あなたは、
何回
気づくことができましたか?

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